アケビ 「木通」
山地、丘陵地の林縁や、明るい林内に生える落葉つる性の低木。撮影エリア内では分布し普通。葉は楕円形で、なめらかで手のひら状の5小葉。画像のとおり3月の半ばを過ぎると、新葉とともに長柄のある淡紫色の花を開く。雌雄異花で、基部から下垂する花弁がない3個の萼片がある雌花と、房状につく雄花をつける。花後10月頃になると、画像のように茶色がかった紫色に熟す。6センチ前後の果実は立てに果皮は裂けて白色の果肉があらわれ。果肉には画像のようにたくさんの黒い種を包む。春から初夏の新芽は、おひたしやあえものとし、果実は甘くて食べられる。花期は4〜5月。
なお、木部(木通・もくつう)は輪切りにして日干しで、薬用として用いる。

分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2001 3 30 撮影
雄花 2001 3 30 撮影
UP
2001 3 30 撮影    雌花
2001 3 30 撮影  雌花
2002 3 30 撮影
UP
2002 3 30 撮影
2004 4 2 撮影         雌花
2003 4 11 撮影
雄花 2003 4 11 撮影 雌花・中央は雄花    雌花
UP
2005 4 15 撮影
雌花 2005 4 15 撮影
2005 4 15 撮影 上が雌花下が雄花
UP
2005 4 15 撮影
雌花 2005 4 15 撮影
葉表 2005 4 15 撮影    葉裏
2001 10 26 撮影
UP
2001 10 26 撮影 2005 10 28 撮影
撮影者 松下弓子 撮影機種  デジタルカメラ

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